新潟の自転車専門店
一般的に自転車はメーカーで70%組立てられ、後の30%は販売店で組立て、調整されて完成します。 しかし、メーカーでは流れ作業の機械組立ての為、車輪の上下左右の狂い、ワイヤーなどの不揃い等、正確に 組立てられていない場合が多いのです。当店では、具合良く、安全、快適にお使い頂ける様、手間も暇もたっぷりかけて性能を100%発揮できるよう1台1台丁寧に組み立てをしています。
組立完了
以下の作業は、こばりサイクル こだわりの組立作業です。 ホイールの調整
ホイール調整の重要性 完成車の場合ホイール(車輪)はメーカーで組立て、タイヤも装着して送られてきます。しかし工場では機械組作業の為、リムの上下左右の振れ(狂い)、ホイールのセンター及びスポークの張力などが正確に出来ていません。ホイールが正確に調整されていないと@車輪の回転面とフレームの芯(センター)が一致せず走行抵抗が大きくなるAブレーキの調整が正確に出来ないB少し走行すると狂いが大きくなるなど具合が良くありません。
当店での調整 @タイヤを外して振れ取台にセットするAスポークをしごいて初期の狂いを出してスポーク、ニップル等なじませ、その後スポークの張力を調整し狂いを修正するB振れ取台より外し,図Aの様にホイールの左右からセンターゲージを当てセンターのチェックCその後何回かA、Bの作業を繰り返し、さいごにセンターゲージ でセンターを、スポークテンションゲージにてスポークの張力をチェックし完成します。
正確なホイールとは 右の図Bの様に A と B の寸法が同じで、センターが出ていて、スポークの張力が適正で回転させて上下左右に振れないホイールです。
ニップルの頭をチェックします 機械組みの場合、ドライバーがなめるとバリが出ます。ヤスリで修正しないとパンクの原因になります。 (手組みの場合はドライバーを使わないので問題ありません)
フレームの点検
エンドの平行度のチェック 素材がクロムモリブデン鋼のフォークの場合、溶接時の熱などによってA図の様に左右のフォークエンド(車輪を固定する部分)が平行になっていない場合も有ります。狂っている場合はフォークアライメントツールをこじってB図の様に工具の合わせ面が合う様に矯正します。この作業はリヤエンド(後輪を装着する部分)にも実施します。 この作業をする事により車輪を取付けた時、ハブ軸が変形する事が無く車輪がスムーズに回転する様になり、ハブの耐久性も大幅にアップします。(最近のカーボンやアルミなどのフォークは素材の関係上、矯正が出来ません)
A図 B図
フレーム精度のチェック 正確に組立られた車輪をフレーム&フロントフォークに取付けます。その際フレームと車輪(リム)の間隔A,Bが同じ位であればOKです。(C図参照) 当店の規定と間隔が極端に違う場合はメーカーへ修正を依頼します。
リアディレーラー取付台座の チェック 変速性能を100%引き出す為Rメカ台座(後変速機取付け部)が後輪回転面に対して平行になっているか等、 専用工具を使用して各部の点検をし必要に応じて修正します。
点検するとほとんどのモデルが狂っています。
使用過程においても、転倒時などで曲がってしまう事が多いので点検が必要です。
その他
ハンドルバーテープ、グリップの取付 バーテープは使用中に緩みにくい様、力の入り方を考慮して巻く方向を決めて巻きます。
ワイヤーをカットする(A) (B)→→(C)
アウター長さを調整 ワイヤーを引っ張る
キャリパーブレーキ
Vブレーキのシュー位置
メーカー出荷時、自転車の大きさ(フレームサイズ)が違ってもブレーキアウター、変速アウターの長さは同じ場合が多いのですが、サイズが小さい場合長すぎてハンドルを切った時など引っかかったり、アウターのカーブがきつく内部抵抗が大きくなります。又、見た目もきれいとは言えません。この様な場合、いったんワイヤーを外してアウター (外側)の長さを適正な長さに整えます。 カット(A)すると(B)の様に切り口にバリが 発生し中を通るケーブルが引っ掛り抵抗 が大きくなります。丁寧にヤスリを掛けて(C)の様に仕上げる事によってスムーズに動く様になります。 又、アウターケーブル内部に防錆とに内部抵抗を減らすため特殊潤滑剤を流し込みます。 これで引きが軽く、快適に使用できます。
ワイヤー類は使用していると引っ張られ初期伸がでます。伸びるとブレーキがあまい、変速がうまく決まらない等、具合が悪くなります。組立て時に、それぞれのワイヤに力を入れて引っ張り、最初に初期伸びを出してからワイヤーの調整をします。この作業により安定した変速性 能が可能になります。
ブレーキシュー(ゴム)は使用過程において だんだんすりへってきます。へってくるとリム に当る位置が少しづつ変わってきます。 シューが磨耗するとキャリパーブレーキの場合は 上方向へ、Vブレーキの場合は下方向へとシューがリムに当る位置は変化していきます。 この様なシューの減り(変化)を計算して、取り付け位置を調整します。 又、音鳴りをしない様、シューの角度も調整します。
ここでご紹介した内容は当店のスペシャ ル チュンナップのほ んの一部です。 実際の組立て工程に おいてはその他さまざ まなノウハウが注ぎ込 まれて完成します。
レディメード(既製品、完成車)の場合の組立の説明でしたが、カスタムオーダーメイド場合、ホイールの組立て(バラバラから組立てます)BBのフェースカットなど多くの作業工程を経て完成します。
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